鬼怒川の氾濫のニュースを見ながら思ったこと。
阪神大震災以降、本当に天災が増えた気がする。それ以前については、自分が子供だったから、記憶にないだけかもしれないけれど。地震に台風、大雨に火山の噴火。それから、地震の余波である、原発の事故。
原発の事故については、人災って思っている人も多いかもしれないけれど。毎年、たくさんの天災が日本にやってくる。もちろん、自然の猛威だから、ちっぽけな人間にはコントロールできない。身を守ることで精一杯だ。
僕は、昔、東京にすごく憧れていた。いつか、東京に住んでみたいと思っていた。ただ、最近は、今の住んでいるエリアが結局一番良いのではと思うようになってきた。ネットのインフラが整ったことによって、東京に住んでいるというアドバンテージが今後どんどん減っていく未来を予測していることも理由の一つだ。
しかし、最も大きな理由は、災害が少ないこと。僕の住んでいるところは、「晴れの国」とキャッチフレーズがつくほど、晴れた日が多い。大学時代を過ごした関西は、結構、雨が降るなあと思っていたほどだ。
地震も、阪神大震災のときは、それなりに揺れたくらいでほとんどない。火山も原発も近くにない。台風はときおり接近するけれど、直撃はほとんどなく、たいていはコースから外れている。そう考えるとやっぱり恵まれたところに住んでいると思う。
僕たちは日本という国に生まれたおかげで、中東やアフリカに生まれた人に比べて、幸運だったと思う。テロや戦争で祖国から脱出して、難民として命がけで、ドイツやイギリスを目指さなく良いからだ。
ただ、これからは、日本に住んでいても、自分の住んでいる場所によって、幸、不幸をわける時代になるかもしれない。ていうか、もうそうなりつつあるような気がする。
今日はそんな感じで、Ciao!!